新聞記事拾い読み4/2分
生活が困窮しているのでいろいろとお金を儲ける方法を模索しています。
そんななか4/2分の朝日新聞から拾い読み。
- 折々の言葉 鷲田清一 著
・あの戦時中に、戦後というものがありうるということに、氏の一言で私は眼を開かれた 堀田善衛
・評論家の河上徹太郎が敗戦の2年前、ある席で「戦後の準備をしなければならない」と呟いた。
・どんな破局的な事態にあっても後の処理を考えておかねばということか。希望か、責務か。
・随筆集「誰も不思議に思わない」から。
この話の凄いところは河上徹太郎氏は戦時中に戦後の事を考えている所。
例えばだが、重要なプレゼンがあるとする。そのプレゼンが終わった後の引継ぎなどを考える人は何人ほど居るのだろうか。
- 犯罪者の家族 苦悩を本に
・犯罪加害者の家族を支援してきたNPO法人「ワールド・オープンハート(仙台市)」の理事長、阿部恭子さんが新著「息子が人を殺しました」(幻冬舎新書)を出版し、3月下旬に仙台市内で報告会を開いた。
・本は問いかける。ある日突然、家族が犯罪者になったとしたら。。。
・本のタイトルは、ある女性からかかってきた相談電話の内容からとった。交際相手の女性を殺害した男性の母親だった。娘の結婚が破談になったという。息子の交際相手の両親が家に来た時のやりとりが、生々しく描かれる。
・加害者家族は転居や転職、転校に至ることもある。ある詐欺事件の事例では加害者の娘が「学費は父親が騙し取ったお金で支払ったんじゃないか」と心無い言葉も。結局退学に追い込まれた。
・阿部さんは言う。「家族が犯罪者になることは特別なことではなく、他人事ではないことを知ってもらいたい。」
関連:ワールド・オープンハート
仙台でこのような団体があることを恥ずかしながらこの記事で初めて知りました。
加害者の家族も「被害者」であるという事を忘れてはならない。